あがり症の人があがらないためには心に余裕を持つことが大切です。
しかし、このような気持ちが強過ぎると、プレッシャーや緊張感が高まり、思いとは裏腹にあがってしまって空まわって失敗してしまうことがあります。
例えばあがり症の人が重要な会議で発表をしなければならないとします。
頑張った自分をほめるくらいの心の余裕を持ちましょう。
とはいっても、やっぱり失敗はしたくないし、上手くやりたいし、成功したいですよね。
そのため、間違ったり失敗したりしてしまうと、自分はだめな人だと思われた、できないやつだと思われたなどと相手の評価を気にして自分を責めてしまいます。
あがり症の症状が出たときのことをちょっと考えてみてください。
では、あがり症の人とあがらずに落ちついでできる人の違いはなんでしょうか?その違いはたくさんありますが、大きな違いとして、心の持ち方があります。
そして失敗をしてしまったことに思い悩み、自分を責め、今度は失敗してはいけないとさらに自分へのプレッシャーを増やしてしまい、あがり症をさらに引き起こすことになります。
そのため気持ちが空回ってしまい準備したことが吹飛び、さらに声も裏返り、そして失敗してしまうというケースがよく見られます。
あがり症の人は間違ってはいけない成功させないという思いが強いため、完ぺきな発表をしようと意気込んで会議に望みます。
一方、あがらずに成功する人はあがり症の人のように間違ってはいけない、成功させなくてはと強く思わず、大丈夫成功するさ、なんとかなるよと楽観的にとらえている人が多いようです。
また、思いがけない質問があると慌ててしまい、パニックに陥ってしまうこともしばしばです。
例え失敗しても自分を責めすぎないことが大切です。
心が敏感で感受性が強い人は、自分が人からどのように見られているのかとても気になります。
そして、自分の失敗や欠点、弱さなどを人に見せることにおそれを持っています。
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しっかりやろう、上手くやろう、成功させよう、といった気持ちが心に強くありませんでしたか?もちろんしっかりやろう、上手くやろう、成功させようと思うことが悪いわけではありません。
そのため、発表中にちょっと失敗しても慌ててパニックになることなく修正することができます。
また、突然質問されても上手く対応することもできます。
失敗した原因を確認することは大切ですが、失敗したことでみんなが自分に幻滅したとか、自分は情けないやつだと責めたてる必要はありません。
これだけやったんだからまぁ上手くいくだろう、失敗してもどうにかなるさ、と楽観的にものごとを考える習慣をつけましょう。
そしてそれが心の不安やおそれとなりあがる症の症状がでる原因となってしまいます。
極度のあがり症ではなくともちょっとしたあがり症の症状がでたことがある人は多いのではないでしょうか。
しかし成功させようと思う人がみんなあがり症になるわけではありません。
大勢の人の前に出ると顔が真っ赤になってしまったり、授業で指されて本を読むように言われるとなぜか声が震えてしまったり、上司の目を見て話すのができなかったり、会議の発表で冷や汗が出て頭が真っ白になったり、異性の前に出ると上手く笑うことができず引きつってしまったりといった経験をしたことはありませんか?あがり症の人は敏感な心を持った人が多いようです。
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