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あがり症で、人と食事ができません。について
同時に、あがり症も強くなっていったように思います。
5時間目の授業が始まっても食べさせられているクラスメートもいました。
原因は、ほとんどがトラウマです。
子供の頃はあがり症ではありませんでしたが、給食が嫌いでした。
そんな光景を見て以来、給食を急いで、嫌いな物も無理をして食べるようになりました。
箸の持ち方をきつく叱られる、くちゃくちゃ音を指摘されるなど、ささいなことがあがり症のきっかけになることもあるのです。
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家族や親友とならなんの問題もないのですが、初対面の人や、大勢の人と一緒に食事することができないのです。
ある日、いつものように給食を口につめ込んでいたら、ガキ大将に脇をくすぐられ、食べ物を鼻や口からふき出してしまいました。
また、あがり症とは無関係に胃腸の弱さに原因があったり、拒食症や過食症により引き起こされることもあります。
今振り返ってみても顔から火が出る思いです。
今の時代ならそんなこともないのでしょうが、20年ほど前は給食を残すことが罪悪であるかのような風潮でした。
この事件を卒業までずっとからかわれ続け、すっかり内向的になってしまいました。
人と食事ができない「会食恐怖」もあがり症の症状と言えるでしょう。
その子は泣いていました。
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