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あがり症のデメリットについて



あがり症さんが一番困るのは、うまく話せないことだと思います。

,"さあ、あがり症さん?体裁を気にする前に、どうしたら伝わるかを真剣に考えてみましょう。

部屋にひとりぼっちでいるときにあがり症が出てしまう人なんていないですよね。

たとえどれだけ言葉を駆使しても、相手にわかってもらおうとする努力がなければ、言葉は宙に消えていくのみです。

それが東京ドーム一杯の観客であろうと、目の前の一人であろうと、です。

あがり症であろうとなかろうと、これがもっとも大切なことです。



逆に言えば、たとえどんなに流暢なスピーチでも、実が伴っていなければ相手の心に響かせることはできません。

あがり症が顔を出すのは、誰かと触れ合っているとき。

となれば、声が多少震えようが、顔が赤くなろうが、自分の思うがままに話せるだけで大分気が楽になるのではないでしょうか。

これができればあがり症の8割は克服したと言えると思います。

人前であがってしまうのは、なにかを話して自分の意思を伝えなければならないから。

声が震えても、顔が赤くても、一生懸命自分の考えていることを伝える。

また、本当に言いたいことが相手に伝わった場合、声の震えも赤い顔も、相手には好意的に映ります。

不器用さが誠実な印象を与えるのです。

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