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あがり症とプラシーボ効果について
「プラシーボ効果」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。
,"実は、その注射は痛み止めでもなんでもなく、ただのブドウ糖だった。
。
恐らく彼は、あがり症などどこへやら、驚くほど落ち着いてスピーチをこなすことができるでしょう。
あがり症はもともと、心の緊張や不安からくるもの。
あがり症が少しやわらいだかなと思ったら、種明かしをしてあげてください。
ただし、プラシーボ効果が効きすぎる人は妙なセミナーや怪しげな治療院にはまってしまう可能性も。
プラシーボ効果は、あがり症対策にも応用できます。
ブドウ糖を医師に「痛み止めだ」と渡されたことでそう信じ込んでしまい、思わぬ効果があったということです。
これは実際の治療でも使われていて、「プラシーボ手術」なるものまで行われているといいます。
治療(というほど大げさな物ではありませんが)も心から、というわけです。
「これを飲んであがり症が治った」とか、「●●大学の教授も効果を認めている」などと大げさなことを付け加えれば、より大きな効果があげられると思います。
病院で痛み止めを注射したらすぐに痛み消えた。
スピーチ前に緊張しているあがり症さんに「これはあがらなくなるサプリメントだよ」と、ビタミン剤でもあげてみてください。
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