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あがり症の身体的なメカニズムについて



そして意外と多いのが、自分をあがり症だと勘違いしてあがり症になってしまうパターン。

自分はあがり症だから失敗するに決まっている、「どうしよう」と思い込んでいるのです。

こうやって積み重ねてしまったあがり症による失敗が、さらにあがり症を悪化させることも。

元々能力が高い人があがり症になってしまうのはこのパターン。



あのときみたいに失敗したら「どうしよう」と思ってしまうのです。

これは、自分を良く見せたい心理が大きく働いています。

まるでミイラ取りがミイラになるような図式です。

プライドの高さが、思わぬ「どうしよう」を呼んでしまうのです。

あがり症の身体的なメカニズムは交感神経によるものですが、心理的な原因はなんだと思いますか?それは、「どうしよう」の思考です。

自信のないことをしなければならないとき、人は誰でも緊張します。

自信がない、失敗したら「どうしよう」と考えて、あがってしまうのです。

ただでさえ「どうしよう」なのに、経験不足ゆえちょっとしたミスを訂正することができずに、泥沼にはまります。

普段はなんでもないことでも、いざというときにあがり症が邪魔をすることも。

同様に、あまり経験のないことでもあがり症は顔を出します。

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